個人にあった学習方法を見つけることが重要
以前は紙に書く、授業で先生の話を聞く、勉強時間を増やすために塾に通うなどが主な学習方法でした。
しかし現在は、
- ・youTubeなどの動画
- アプリなどの問題集
- AIにより個人に最適化した問題の解き方をフィードバックする
など、多種多様な学習方法が存在します。
その中で、自分の適性に合った勉強方法を獲得し、実行する力が各個人に求められているような気がします。
その中でわたしが個人的に効果があったなという勉強法は次の通りです。
勉強方法
- 覚えたい内容を読む。
- 覚えた内容を見ずに紙などに手書きする。
- 手書きした内容を音読する。
この方法のメリットは以下です。
覚えた個所と覚えていない箇所が明確に見える化され、客観的に自分の覚えてない箇所を把握できる。
- 見る(視覚)
- 書く(触覚・視覚)
- 読む(聴覚・視覚・触覚)
勉強は脳に知識を定着させることが目的です。
知識に定着するには脳内の情報を取り出す作業を以下に反復しているか?ということが重要です。
見たものを、思い出しながら書く→書いたものを読む
この行動を繰り返していくことで脳内に長記憶として保存されていきます。
思い出しながら書くをより効果的に!
思い出しながら書く際にイラストに手書きをして覚えるとより効果的です。
目的は絵の方が一度に解釈できる情報が多いからです。
文字を羅列して表現するより、図解にする、覚えやすいイラストを思いついたらそれも書き出す。
このひと手間を加えることで自分なりの解釈方法を見つけたことになり、脳が重要な情報として記憶しようとします。
音読する際には、イラストを基にどういう内容なのか、人にプレゼンするつもりで読み上げると記憶の定着に有用です。
このことから、漫画や図解の入門書はとっかかりとしての知識の定着に効果的であることもうなずけます。
初めて読む段階で、文字+視覚的に情報を整理されたイラスト、図が記載されているため記憶に多くの情報量を脳に残せるためです。
さらに書く・読むという行為には、運動要素と視覚的な要素を取り込まれているため、脳が見るだけよりも多くの刺激を受けることになります。
このことから、先生の話を聞く、重要な箇所にペンを引くという学習はあまり効果がなく、
一度、自分が見たり、聴いたりした内容を思い出しながら書き出す、話すなどの行為が重要であることがわかります。
ご家庭ではパートナーやお子さんに話したり、逆に学習した内容を教えてもらったりすることで育てたい相手の学習力の向上が見込めます。